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富嶽三十六景 武州玉川 葛飾北斎 |
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商品詳細 |
『富嶽三十六景 武州玉川』 葛飾北斎 |
"Thirty-six views of Mt. Fuji/Tama River in Musashi Province " "hokusai Katsushika"
玉川とは多摩川のことで、この作品は調布にあった「六郷の渡し」あたりからの眺めと言われています。
川面の表現が秀逸で、奥から手前に向かって紺のグラデーションによる濃淡をつけ、川面の青の色が尽きて白色になったところから、絵の具をつけないで摺るいわゆる「空摺り」で川波が表現されている。
「空摺り」とは、色を乗せない版木に紙を当て、強く摺って紙に凸凹をつける技法で、今日で言うエンボス加工と同じです。
既に江戸時代にこのような印刷技法が使われていたことは驚きです。 グラデーションの技法も含めて、浮世絵の仕上がりには摺師の技(わざ)が重要な役割を占め、
浮世絵とは、絵師、彫師、摺師の三位一体の作品とも言われる所以でありましょう。 |
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